11月27日(日)の動物工作会で、カラー紙粘土と本物のヤマアラシの毛を使ってつくりました。
個性的なヤマアラシさんが完成しました。
森の中の動物園:長野市茶臼山動物園
11月8日(火)に栃木県の那須どうぶつ王国から茶臼山動物園へやってきてくれたアルパカの「ソヨカゼ」くん、
当日は栃木からの長旅にも関わらず、ワゴン車の荷台からさっそうと降りると、新しい環境にも落ち着いた様子ですぐにくつろいでくれました。
おっとりしていて、落ち着いたとても良い子のようです。
さすがはアルパカさん、当日の報道機関の取材もすごかったですが、早くもお客さんに大人気です!
そんな今一押しのアルパカさんのとっておきイベント情報をお知らせしたいと思います。
名付けて、
★「アルパカ日和(アルパカのお散歩)」
11月18日(金)までの14:00~14:20の時間、アルパカさんが園内をお散歩します。
さわったり、写真を撮ったり、エサをあげたりすることができます。
と、
★「動物園で年賀状記念撮影」
11月19日(土)~12月18日(日)の、
平日は13:15~14:00、
土日祝日は11:00~11:50、13:15~14:00に、
アルパカさんと一緒に年賀状用の写真を撮ることができます(カメラは持参)。
是非、お出かけくださいね!
アルパカは南米を原産とし、毛を利用するために改良された家畜種です。
日本では2008年に放映されたテレビCMをきっかけに、そのモコモコした容姿がかわいいと女性を中心に大人気となり、マスコット等として定着しつつあります。
茶臼山動物園の来園者からも「アルパカが見てみたい♡」というお声をよくお聞きしていましたので、このたび栃木県の「那須どうぶつ王国」さんより期間限定でアルパカさんをお借りして展示することになりました。
みなさん、楽しみにしててくださいね。
★やって来る個体: 「ソヨカゼ」くん(2009年生まれ男の子)
★やって来る日時: 平成23年11月8日(火)正午前後(交通状態により変更あり)
★展示の期間: 平成23年11月8日(火)~平成24年2月(予定)
★展示の場所:茶臼山動物園内こどもどうぶつえん
★茶臼山の恒例イベント「動物園で年賀状記念撮影」に登場してもらう予定になっています!
10月からレッサーパンダの赤ちゃんの一般公開(終日)が始まりました。
まだまだ歩き方がヨタヨタしている赤ちゃん達ですが、リンゴをなめたり、タケの葉を口に入れたりと、日に日に成長する姿を見せてくれます。
あと、2か月もすると、動物園では母親と分けて子供たちだけの展示をおこないます。
あっという間に大きくなるレッサーパンダの赤ちゃん、今の期間をぜひお見逃しなく。
※赤ちゃんの体調や天候によっては、展示時間が短くなったり、展示を中止する場合もありますのでご了承ください。
★レッサーパンダの赤ちゃんの名前募集について
例年、レッサーパンダの赤ちゃんの名前募集は、その年の「秋の茶臼山動物園まつり」期間中に、入園者を対象におこないます。
今年も6月24日生まれの「女の子」については、10月15日(土)・16日(日)に開催する「秋の茶臼山動物園まつり」において、入園者の方を対象にレッサーパンダ舎において名前募集をおこないます。
ただ、6月18日生まれの「男の子」については、茶臼山動物園において名前募集はおこないません。
実は、「男の子」の名前募集については、とある雑誌で茶臼山のレッサーパンダの特集が組まれましたので、その中で名前募集がおこなわれることになりました。
詳細は、また近日中にお知らせいたしますので、お楽しみに!
※男の子:平成23年6月18日(土)生まれ、父親「チャオ(5歳)」母親「アジサイ(5歳)」
※女の子 :平成23年6月24日(金)生まれ、父親「キキ(11歳)」母親「セイナ(11歳)」
早いもので、アムールトラの「ミライちゃん」がカザフスタンから茶臼山動物園にやってきて半年が経過しようとしています。
当初、体重50kg、体長1mほどだった大きさも、現在体長約1.4mほどに成長しました。
来園した当初はヒトやモノに対して警戒心が強くどこかオドオドしていましたが、最近ではすっかり環境にも慣れて遊び盛りのやんちゃな女の子になってきました。
となりのオリ」にいるライオンの「臼三(きゅうぞう)くん」とも仲が良く、夕方にライオンが咆哮する時間になると、一緒になって鳴いています。
現在、「ミライちゃん」は1歳2か月で、遊びたくてしょうがない時期です。
お客さんとかけっこをして遊んだり、ボールを転がしたり、水の中に足をジャブジャブ入れて一人遊びをしたり、とにかく活発です。
涼しい日は特にテンションが高いので、「ミライちゃん」の前で、体をふっとかまえたり、左右に走って見せたりすると、すぐにのってきてくれます。
みなさんもぜひ試してみてください。
「ミライちゃ~ん」と声をかけてから、じ~と顔を見つめて、フェイントをかけるように体を動かせばすぐにのってきてくれますよ。そのままかけっこをして遊んであげてみてください。
「ミライちゃん」が遠くにいる時は声をかけてから、物陰に隠れるようなしぐさを見せると、かくれんぼの遊びもできますよ。
トラは、今ぐらいがもっとも遊び盛りの年齢です。
これが2歳を過ぎたころになるとだんだん大人になってきて遊んでくれなくなってしまいます。
一番かわいい時期ですので、この秋にぜひ会いに来てみてくださいね!
6月18日、24日に生まれたレッサーパンダの赤ちゃんがスクスクと育っています
体重は18日生まれの男の子が2kg、24日生まれの女の子が1kgを超え、巣箱の中でも活発に動くようになり毎日の体重測定も大仕事になってきました。
最近では、日中お母さんと一緒に巣箱から出てきて、部屋で遊ぶようになり、男の子のほうは私達飼育員とも遊んでくれるぐらい人懐っこい子です。
まだ、毎日巣箱から出てくるわけではないので、いますぐ公開というわけにはいかないのですが、もう10日くらいすれば、かわいい赤ちゃんの姿をお見せすることができるかと思います。
楽しみにしててくださいね♪
茶臼山動物園動画チャンネルに男の子の様子をアップしましたのでチェックしてみてね!
今年もいよいよ企画展開催の時期がやってまいりました。
今回は「東南アジアの動物たち」ということで、
哺乳類:コツメカワウソ、パームシベット、ビントロング
鳥類:キタカササギサイチョウ
爬虫類:インドシナウォータードラゴン、オオアオジタトカゲ、トッケイヤモリ、インドシナオオスッポン、ボルネオカワガメ、ヒラタヤマガメ、スペングラーヤマガメ、マレーハコガメ、オオアタマガメ、ヒジリガメ、ニシクイガメ、ハナガメ、ビルマホシガメ、エロンガータリクガメ、インドホシガメ
昆虫他:コーカサスオオカブト、ギラファノコギリクワガタ、ロングクローフォレストスコーピオン
計22種25点および若干の魚類を展示しています。
「東南アジアのカメたち」の間違いじゃないかというほどカメの割合が多いですが、まあそれはご愛嬌ということで‥‥。
さて、今回の企画展の目玉動物はといいますと、カササギサイチョウやパームシベット、ヒラタヤマガメやインドシナオオスッポンなどもありますが、
やはりなんといってもコツメカワウソの「おそまつくん」でしょうか。
愛嬌のある顔とちょこまかと動くその様子は、ず~と見ててもあきないですよ。
みなさん、今年の夏は茶臼山動物園で、
「ビントロさんとシベットさんの匂いを楽しみながらカワウソ見学」としゃれ込んでみませんか!
※2011企画展「東南アジアの動物たち」~カワウソさんがやって来た~
7月30日(土)~8月28日(日)9:30~16:30 (サマーナイト期間中は9:30~21:30)
母親の育児放棄により、生後人工哺育で育ててきたチンパンジーの「タカくん(平成21年6月22日生、父:タダシ 母:カコ)」が、このたび伊豆シャボテン公園に引っ越すことになりました。
これまでタカは、来園者のみなさまにオランウータン舎の一室で元気に育つ姿を披露し親しまれてきましたが、チンパンジーの群れに入り繁殖する能力を獲得させるため、実績のある同園での飼育が決まったものです。
伊豆シャボテン公園への移動は8月5日(金)になる予定です。
2歳になるタカの新たな旅立ちです。
一人前の立派なチンパンジーの大人になるために、これからタカにとっていろいろな挑戦が始まることでしょう。
「ガンバレ!タカ」
移動日前の最後の土・日曜日である7月30日(土)と31日(日)が、茶臼山動物園での最後の展示になります。
いつものオランウータン舎一室にて、時間は11:30から14:30までです。
ぜひタカに会いに来てあげてくださいね!
茶臼山動物園では、今年もレッサーパンダの2組のペアに赤ちゃんが誕生しました。
まずは、6月18日(土)に、
父親「チャオ(5歳)」と母親「アジサイ(5歳)」のペアの間に赤ちゃんが誕生しました。
「アジサン」にとって2回目の出産で、赤ちゃんは去年と同じ男の子で1頭でした。
続いて6月24日(金)に、
父親「キキ(11歳)」と母親「セイナ(11歳)」のペアの間に赤ちゃんが誕生しました。
ベテラン母ちゃん「セイナ」にとっては7回目の出産で、赤ちゃんは去年と同じ女の子で1頭でした。
赤ちゃんの一般公開は、赤ちゃんの成長状態にもよりますが9月下旬を予定しており、名前は秋の動物園まつりに募集する予定です。
一般公開はまだまだ先ですが、レッサーパンダ舎内のライブ映像で子育ての様子などはご覧いただけますので、ご来園の際はチェックしてみてくださいね。
茶臼山動物園では現在15羽(オス4羽・メス11羽)のベニイロフラミンゴを飼育しています。
茶臼山のフラミンゴたちは毎年6~8月ぐらいの時期に恋のシーズンを迎え、オスメスでペアーを組んで、泥で塚を作って産卵の準備をします。
今年は6組のペアーができ、そのうちの3組が一生懸命塚づくりに精を出しています。ときどき、塚の取り合いバトルなんかもおこったりします。
あれ?
オスが4羽しかいないのに6組もペアーがいるなんて‥‥!
実は2組はメスメスのペアーなんです。メスメスのペアーでも産卵まではするんです、当然無精卵ですけど。
実は茶臼山動物園では今までフラミンゴが繁殖したことがありません。
ここ数年も卵を産んで抱卵まではいくんですが、無精卵だったりして孵化までにはいたっていません。
今年こそはと担当者も、運動場に屋根をつけたり、目隠ししていた壁板をはずしたりして環境を変えて挑戦しています。
ぜひ有精卵の卵を産んでもらい、抱卵1か月後に無事かわいいヒナの誕生!!なんてニュースを皆さんにお伝えできるといいですね。
フラミンゴたちは恋のスイッチが入ると、首のあたりの色が特に赤くなって鮮やかになります。
この時期はそんなところもチェックしながらフラミンゴ舎をのぞいてみてくださいね。
4月1日にカザフスタン共和国アルマティ動物園から来園したアムールトラの女の子(平成22年6月26日生まれ)の名前が決定しました。
▼名前/「ミライ」(応募人数4人)
▼命名者の方/藤原莉奈さん(諏訪市)
内山七瑠さん(安曇野市)
高橋ひなたさん(上水内郡飯縄町)
▼応募総数/519人
▼選考理由/呼びやすく、かわいらしい明るい感じの名前のなかから、茶臼山動物園での将来的なアムールトラの繁殖に向けて、そのスタートとなる個体なので、繁殖成功への希望を託せるような名前を選びました。
多数のご応募ありがとうございました。おかげ様ですばらしい名前をつけることができました。今後とも「ミライちゃん」をよろしくお願い致します。
平成18年からおこなわれている長野市観光キャンペーン、本年は「2011篠ノ井イヤー」ということで、4月3日に開幕しました。今年は茶臼山動物園の地元、篠ノ井の町でさまざまなイベントがおこなわれます(詳しくは2011篠ノ井イヤー公式ホームページでチェックしてみてね!http://shinonoi.jp/)。
その篠ノ井イヤーの一環として、地元信里地区産の農産物や加工品を販売するお店「よってけや信里店」が動物園内に開店し、その除幕式が4月17日に鷲沢長野市長を招いておこなわれました。
お店は、南口を入ってすぐの猛獣舎前にあり、地元の新鮮な農産物をはじめ、「おやき」や「こねつけ」「ニラせんべい」などの郷土食、お弁当、物産品などが販売されています。今まで動物園の売店では売っていなかったお弁当がわりになるものがあるのはうれしいですね。
これからの穏やかなシーズンには、茶臼山動物園線「ZOOぐる」を利用して、お店で休憩しながら1日かけてゆっくりと動物園や恐竜公園、篠ノ井の町を散策してみるのはいかがでしょうか。
このたび茶臼山動物園に、中央アジアのカザフスタン共和国にあるアルマティ動物園から可愛らしいメスのアムールトラが来園しました。
やって来たトラは、2010年6月26日(アルマティ動物園)生まれの0歳9ヶ月で、人間でいえば5~6歳ぐらいの女の子です。現在の体重は約48キロ、母トラからの母乳はもう飲んでおらず、むこうでは牛肉3.5キロ(週6回給餌)、250グラムの温かいミルク+生卵1個を食べていたそうです。
むこうの動物園では名前をつけていないそうです。また、彼女のお姉さんも2007年に日本にやってきており、現在、福岡県の福岡市動植物園で暮らしています。
カザフスタンの動物園を3月30日に出発し、4月1日の夕方に茶臼山に到着するという長旅に加え、まったく知らない土地にやってきた緊張から、女の子の体調が心配されましたが、初日からエサの牛肉と馬肉もほぼ食べて体調もよさそうなので、4月8日から猛獣舎室内展示場にて一般公開することになりました。
また、名前も同時に募集することになり、入園者を対象に展示場前にて4月8日~4月17日の期間受け付けています。
まだあどけなさが残る小さなかわいらしい女の子ですが、アムールトラらしい元気で立派なトラに成長してもらいたいものです。皆さんにも動物園に通っていただき、一緒に成長を温かく見守っていただければと思います。名前募集にも是非応募してみてくださいね。
※入園者の皆様へのお願い
アムールトラの女の子は、だいぶ環境には慣れてきていますが、まだまだまわりを警戒しており、緊張している状態です。アムールトラを見学される際は、大きな声を出したり通路を走ったりしてトラを驚かせないように、なるべく静かにご覧いただきますようお願い申し上げます。
ライオンのランちゃんのお婿さんとして、昨年の11月24日に静岡県の富士サファリパークから来園したオスライオンの臼三(キュウゾウ)くん、来園した日から柵越しにずっとランちゃんとお見合いをしていましたが、このたび2月21日にはじめて二頭を一緒に運動場に出してみました。
まず、臼三くん(以下キュウちゃん)が寝室と運動場をフリーの状態で寝室にいる時、ランちゃんを運動場に出してみました。するとキュウちゃんも運動場に出てきて、早速運動場で初接触しました。
最初、ランちゃんがキュウちゃんのにおいをかぎに近くまでよって行きました。そしてランちゃんがキュウちゃんから離れようとした時に、キュウちゃんが後を追っかけたので、ランちゃんが怒ってしまいました。
ランちゃんのネコパンチが炸裂!びっくりしたキュウちゃんはあわてて後ずさりしましたが、キュウちゃんの顔にランちゃんのツメがささったのをきっかけに取っ組み合いのケンカになってしまいました。
ケンカは1分ぐらい続きましたが、結果はキュウちゃんの負けでした。キュウちゃんは自分の寝室に逃げてしまい、ランちゃんは、運動場のお気に入りの場所、丸太のやぐらの上に引き上げて、初接触は終了しました。
それからというもの、毎日午後には2頭を一緒にしているのですが、ランちゃんは丸太の上にいて、キュウちゃんはランちゃんと遊びたくて近くによっていきたいのですが、丸太の階段のところまでしか寄っていけないような状態です。
3月には3歳になるキュウちゃんですが、まだまだ遊びたい盛りのようで、熟女のランちゃんのお相手はまだまだのようです。
それでも最近、タテガミが伸び始めてきました。来た当初は、お客さんにメスライオンと間違われていましたが、最近ではそんなこともなくなってきました。
もうしばらくして、立派なタテガミが生えそろってきたら、ランちゃんも相手にしてくれるかな。
1月15日からの大雪で、今シーズン初めて茶臼山動物園にも本格的に雪が積もりました。あまりの積雪で、この2日間は、雪の大好きなレッサーパンダも外に出せないような状態が続いています(雪が積もりすぎて運動場からレッサーパンダが逃げてしまうので)。
この時期、職員にとっては雪かきが大変ですが、寒いの大好きなパンダにとっては恋のシーズンになります。パンダがよく鳴くのもこの恋のシーズン1~2月頃です。
茶臼山動物園では、今年も「キキ」「セイナ」の超ベテランカップルと、「チャオ」「アジサイ」、「チャオ」「ココロ」の若者二股カップルで繁殖を目指しています。
ただ、パンダ担当者いわく「最近、うちの子たち、鳴かないんですよ~。ムッツリ(死語)ですかね~。」なんてことをつぶやいていました。どうやら、昔に比べてオスのパンダに積極性が見られないようなんです。
人間の世界もパンダの世界も、草食系男子がはやりなんですかねえ?
さて、屋内展示場のほうは、元旦から昨年生まれの子パンダたち「スバル」と「ルナ」を一緒にして展示しています。
二頭は兄妹ではありませんが、本当の兄妹のように仲良く遊んだり一緒に昼寝したりしています。
遊び盛りの2頭を見るには、実は今の時期がもっともお勧めなんです。時間帯は、13~14時か閉園前によく遊んでいます。
今月は「レッサーパンダにおもちゃを作ってプレゼント」や「裏側探検隊」などもあります。是非、レッサーパンダに会いにきてくださいね。
(写真は、「ルナ」と遊べなくて暇そうな顔の「スバル」:1月17日撮影)